2025年06月23日
住宅設備機器の「部品保有期間」について
前回のブログで、メーカーに機器の修理依頼をするときに【設置後10年を目安に修理ができない場合もある】というお話をしましたが、具体的にいつまで修理可能なのかを調べてみました。
日本では、住宅設備機器の部品の保有期間は主に以下のように定められています。
一般的な目安(※製造打ち切り後の年数)
機器の種類 | 部品保有期間(目安) |
浴室乾燥機 | 約7~10年 |
給湯器 | 約7~10年 |
換気扇 | 約7~10年 |
エアコン(住宅用) | 約9~10年 |
トイレ(温水洗浄便座) | 約7~10年 |
IHクッキングヒーター | 約7~10年 |
これは「製造終了から○年」という定めです。設置日ではなく、「製造終了時期」が基準になります。
仮に、10年前に設置された浴室乾燥機でも、そのモデルが8年前まで製造されていたなら、部品はあと2年程度は保有されている可能性があるということです。
各メーカーの部品保有ルール(例)
メーカー | 住宅設備の部品保有期間 |
パナソニック | 7年~10年程度(機種により異なる) |
三菱電機 | 8~10年程度 |
TOTO | 7年~10年 |
リンナイ・ノーリツ | 10年(給湯器など) |
各社とも「修理対応期間の終了後」は部品がないため修理不可と案内されます。
対応策・アドバイス
設置時の保証書・取扱説明書を確認 → 製造年や型番が記載されています。
製造終了時期をメーカーに問い合わせ → 機種ごとに回答してくれます。
交換部材ごとに違ってくる場合もありますので、故障・不具合内容を伝えると部材交換で修理可能かを回答してくれます。(現場調査後に回答の場合もあり)
修理が不可なら…
同等機種への交換を検討することになります。
サニークラフトでは、修理対応はできませんが、水廻り設備の機器交換をうけたまわります。お気軽にお問合せください。
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